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小松建設株式会社様

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子供や孫に胸を張れるものづくりのために大切なこと

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品質方針も「誠実・努力・継続」とし一貫している

昭和二年に創業し、まもなく九十周年を迎える小松建設株式会社。創業当時から主に公共事業を手がけ、道路や水道、舗装、河川などさまざまな場所の土木・建設工事を行っている。

「私たちが作っているものは、後世に残るもの。自分たちの子供や孫に『俺はここを作ったんだ』って自慢できるものを作らなければならないと、先代から教わってきました」と語るのは四代目の小松幸弘社長。その教えを受け継ぎ、小松社長の経営理念には「誠実・努力・継続」と掲げられている。

「『誠実』とは、正面から取り組み精一杯仕事をすること。『努力』とは、目標を定めて一生懸命にやり遂げようとすること。最初からダメだと思ってしまうと絶対にできないんです。一生懸命に努力すれば、結果がついてくる。そして、創業九十年の長い歴史を大切にし、地元の方にご協力をいただきながら、『継続』すること。この三つを大切にしていきたいと考えています」。

創業者を祖父にもつ小松社長が四代目として前社長から引き継いだのは平成八年のことだ。

「大学卒業後に公務員として働いていましたが、退職し昭和五十五年に小松建設に入社しました。当時は、経営があまりうまくいっておらず、息子が入社するというのに、両親に『このまま公務員をしていたほうがいいんじゃないか?』と心配されたくらいです。実際、入社したころは本当に大変で、給料を支払うために、給料日当日にお金を集めに行ったことが何度もありました。なんとか立て直していこうと、うちくらいの小規模な会社にしては割と早めにISOを取得したり、社員の育成に力をいれてきました。

座右の銘は「捨我得全」企業・個人としての利だけを追い求めない

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中山町豊田地区歩道設置工事(平成26年3月完成)

「社長として一番気をつけているのは健康管理ですね。具合が悪いときは、具合が悪いなりの考えしか出てこなくなるんです」。

本酒品質鑑定士(唎酒師)の資格を持つほどにお酒好きの小松社長。それでも健康管理のために酒の量は減らしている。「要はなんでも気持ちの持ちようだと思うんです。『酒を我慢する』と考えるのではなくて、『今日飲まないで、明日飲む酒は美味いだろうな』って考えるんですよ。仕事についても同じで、『仕事が楽しい』と声に出したり、思ったりすることで仕事の出来も全然違います」。日本酒品質鑑定士の資格は、「ただ飲んでいるだけでは面白くない」と思い取得した。TPOに合わせたお酒の選び方や、お酒の作り方、歴史など座学が中心だと言う。

「社長なので、人一倍仕事をしないといけないけど、そればかりでは詰まってしまう。商談も、仕事の話だけをするのでは、ガチガチで面白くないんです。趣味の話をしたりしながら、ときに笑いを交えて話すことで、まとまる話もあります」。そんな小松社長の座右の銘は「捨我得全」だ。

「利害関係ばかり考えていると、物事が先に進まない。今の時代、甘い汁だけ吸いたいと思う人がたくさんいますけど、それでは上手くいかないと思っています。自らが汗をかかない限り、周りはついてこない。そうすることで自ずと好い結果が生まれるものです」。

礼節を重んじて、足元を固めていく

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2年に1度の社員旅行で平成28年5月には台湾に行きました。

「公共事業が中心なので、県や国の予算に左右されるところが大きいです。そのあたりは、こちらではなんともできないところなので、日々の業務の中から少しずつマイナスな部分を減らしていくしかないと考えています」。

そのために小松社長が取り組むのはPDCAサイクルだ。PDCAとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(評価)、ACT(改善)のことで、その四段階のサイクルを回し、常に改善、コストダウンを図っている。工務部の目標は「無事故・無災害(目標千五百日)」「良品質の施工(社内規格値七十八%以下をめざす)」など、具体的な目標を掲げ、社員一丸となって取り組む。

また、小松建設だけでなく業界全体として「次世代の育成」も課題だと言う。

「昔から社員教育には力をいれていて、建品質方針も「誠実・努力・継続」とし一貫している中山町豊田地区歩道設置工事(平成26年3月完成)2年に1度の社員旅行で平成28年5月には台湾に行きました。設大学校や他の企業での研修に参加させたりしていました。ただ、次世代教育する上でなによりも大切なのは、若手の生活の安定だと思います。いくら『頑張れ』と言ったところで、コンスタントに収入がなければ続きません。まずは会社として、足元を固めてあげたいですね」。

最後に、今後のビジョンを伺った。

「絶対的な信頼のある会社に育てたいです。そのためにも本業をおろそかにせずに、地に足をつけた会社づくりをしてきたい。また、二代目社長である父が『礼節は人間最大の美徳である』と掲げていました。これまで成功してきた先人たちも同様のことを言っています。私も、背筋を伸ばして仕事に取り組んでいきたい。それが、世の中や地域に対する礼節を大切にすることになるのだと思います」。地域のため、業界のため、そして人のため...。柔和な笑顔に秘められた、小松社長の想いは広がっていく。

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●小松建設 株式会社
創 業 1927年(昭和2)年
本 社 〒990-0054 山形市六日町8-14
TEL:023-633-3761 FAX:023-633-3763
中山本店 〒990-0401 中山町大字長崎4218-1
TEL:023-662-5566 FAX:023-662-2234
事業内容/道路(舗装、改修等)、上下水道、河川 などの公共事業

●小松幸弘 プロフィール
昭和26年、中山町生まれ。
山形県立山形南高等学校、東海大学工学部を卒業。
山形県職員での勤務を経て小松建設に入社し、44歳で四代目社長に就任。趣味は唎酒と旅行で、日本やアジアのみならずアメ リカやフィンランドなど世界各国を旅する。一番大切にしていることは「信用」。

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